1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年の物語である。
夏休みも終わった次の日の朝の教室はいつものこの時間より人が多かった。ギリギリまで来ないのは、ちゃんと宿題をやってる人なのだ。それ以外の人たちは、宿題を写すため、早く学校に来る。
宿題は終わっているまる男はしばらく教室で周囲を見回していた。時間もギリギリになり、教室にクラスメートが全員集まったことを確認する。目の前のまる男の宿題を熱心に見続けている人たちはよけて、教壇に立つと大声をだす。
「俺、夏休み、モスクワに行ってきた」
持っていた紙袋を掲げ、
「モスクワのエージェントに、1か月探させたお土産がある。なかなか見つからなくて、ギリギリまで探させたんだ」
聞いていた生徒たちはちょっとだけ笑顔になる。
「モスクワってどこかな?」
「キャビアとかかな?」
「マトリョーシカはちょっと・・・」
いろいろな声の中、まる男は再び大声をだす。
「モスクワまんじゅうだ!本当、探すの苦労したんだぜ。お土産って言ったらまんじゅうだからな」
夏休みも終わった次の日の朝の教室はいつものこの時間より人が多かった。ギリギリまで来ないのは、ちゃんと宿題をやってる人なのだ。それ以外の人たちは、宿題を写すため、早く学校に来る。
宿題は終わっているまる男はしばらく教室で周囲を見回していた。時間もギリギリになり、教室にクラスメートが全員集まったことを確認する。目の前のまる男の宿題を熱心に見続けている人たちはよけて、教壇に立つと大声をだす。
「俺、夏休み、モスクワに行ってきた」
持っていた紙袋を掲げ、
「モスクワのエージェントに、1か月探させたお土産がある。なかなか見つからなくて、ギリギリまで探させたんだ」
聞いていた生徒たちはちょっとだけ笑顔になる。
「モスクワってどこかな?」
「キャビアとかかな?」
「マトリョーシカはちょっと・・・」
いろいろな声の中、まる男は再び大声をだす。
「モスクワまんじゅうだ!本当、探すの苦労したんだぜ。お土産って言ったらまんじゅうだからな」

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