1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年と少し奥手な仲間たちの物語である



「俺なら野球拳で倒す!」
まる男が叫んだ
親戚の集まりの中、皆の前でだ
従弟たちが
「野球拳って何~?」
と聞くと
まる男は指を上に指し
「よく分からないが一番強いらしい。
いつかやりたいんだって。垂也が言っ・・・」
パンっ
まる男の頭をスリッパで叩くウメさん
まる男は鳩が水鉄砲を喰らったような顔
でウメさんを見た
つまり悲しいけどビックリした顔だ
豆鉄砲とは違う

この後男の子たちだけで野球拳をやって盛り上がった
酒気を帯びた輩たちも笑ってた

夏休みの日記ではどのお母さんも書かせてくれなかったという
まる男135