今日も帰りの学活は滞りなく続いていた

男子の学級委員、縦吉が進める

そして、明菜の番だ

「では、皆から来た苦情を発表します」


「薬田くん達が階段でじゃんけんグリコしていたのですが、ぐーをグレートムタでやってました

ぐーはグリコのはずです。ルール違反はいけないと思います。というのが来ました。バラ子さんからです

薬田くん。ほんとですか?」

と明菜は、クラスの右前を見た

薬田は座ったまま

「…やってました…でも、そんな…何にしたって自由じゃないですか?」

クラスはざわざわし始めた

「静粛に!」

縦吉が叫ぶ

「ではこの問題を対決で決めたいと思います

薬田くん、バラ子さん、前出てください」

明菜の言葉で薬田くんともう1人、女子が教壇の横に立つ。その娘がバラ子さんだ。

「では野球拳で勝負を決めます」

「え〜…

野球を♪するなら〜♫…」

明菜を歌い出した

「ちょ。ちょっと待ってよ!野球拳なんて嫌だよ!」

バラ子は手を前にパーの手で左右に振りながら言う

「いや、もう決まったから」

明菜はいつに無く無表情だ。

(出た!明菜のあの顔に勝てるやつはいねー!)

明菜の親友たちは、互いに目を見合わせ笑う

「じゃあ棄権します。野球拳なんてできません。」

バラ子の悲痛な叫びだ

「じゃぁじゃんけんグリコのグーは何でもいい

で良いですね」

明菜がバラ子を見、そして皆を見渡して言った

次に縦吉が帰りの学活の閉会を発表し、先生への感謝と別れの挨拶をした



明菜は家に帰ると、おやつのチョコレートクッキーが用意されてた

「えー!」と思わず言い、今日はおやつなしになった

今日の気分はカタクチイワシだったのに…



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