小学校5年生の時、まる男と初めて同じクラスになった垂也。その年、垂也には超能力がある事が判明した。まる男の消しゴムを1cm伸ばして大きくする事が出来るのだ。中学でも3年間まる男、垂也、角郎は同じクラスであり続けた。
これも超能力?コレは確信がない



垂也が1人で文房具屋に入った
日曜日、消しゴムが無くなってた事に気付いたのだ。で、消しゴムをどれにするか?悩んでるとが何か挑戦心が湧いてきた。超能力で自分の消しゴムも1cm伸ばせないか?もし伸ばせたら一生消しゴムを買わなくて済む。消しゴム代100円を何か他の物を買えるのだ。
チョコが良いかな?ポテチも良いな♫

棚に並んでる消しゴムの中の1つが1cm大きくなった!
やったー!
まる男のだけじゃなく他のも伸ばせたー!

店に来客だ。
あ!
まる男だ。まる男は垂也に気づく事無く店主に言う。
「予約した、消しゴムください」
店主は無造作に消しゴムを掴みまる男に渡した。なんと!さっき垂也が大きくした消しゴムだ。
「10円プラスだよー」
まる男はお金を払うと呆然とする垂也に気づく事なく店を出て行ってしまった。

結局、まる男の消しゴムだったのだ。予約した時点であの消しゴムはまる男の所有物となっていたのだ。だから超能力で大きくした消しゴムはまる男の物だ。
落胆した垂也は何も買わずに店を出て家路につく。

本来の目的に気付いたのは夕方になってから。
また買いに行くのメンドくせ!
とは言ってはいられず、また文房具屋さんへと足を運ぶのであった。
今日の夕日は眩しかったせいか涙が滲む。決して2度手間が悔しかったせいではない。

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