小学校5年生の時、まる男と初めて同じクラスになった垂也。その年、垂也には超能力がある事が判明した。まる男の消しゴムを1cm伸ばして大きくする事が出来るのだ。中学でも3年間まる男、垂也、角郎は同じクラスであり続けた。
これも超能力?コレは確信がない


垂也は迷っていた
まる男から消しゴムを盗みたいと思っているのだ
盗んで見つかったら中学生活は暗澹たるものになるであろう。しかし垂也にはやらねばならない理由があるのだ。決行は今日でなくてはダメだ。
3時間目までは何もせずにいた
昼休みに盗ろうと考え始めてる
どうしたものか?

え?理由が聞きたい?

それは前日の夜に富山から送られてきた
「ママのチーズケーキ」
というケーキのせいだ
このケーキは以前食べた時、本当に美味しかった。凄く美味しかった。メチャメチャ美味しかった。
スマン。説明をしよう。
なめらかでクリーミーなクリームチーズとサワークリーム
とろける食感にくちどけの良さ
完璧なチーズケーキであった
これを食べる為に今まで14年生きてきた。と言えば過言であろう
で、今回はチーズケーキにガトーショコラまで送られてきた
といっても、このケーキが好きな母親がまた通販で頼んだのだけどね
ガトーショコラの方は食べた事は無いがチーズケーキの味を思えば押して図る事ができる

両親にまる男の消しゴムを大きくする超能力を使って感心させご褒美に両方貰うのだ
一切れずつで良い。
このミッションは完璧にこなさねばならない。
今夜の幸せはコレにかかっている

放課後、まる男の面前に立ちはだかる
まる男はまだ教科書とかをカバンに入れてる最中だった
「ちょっと理由は言えないがまる男、消しゴムを明日まで貸してくれ」
目をパチクリさせまる男は言う
「いいよ」
垂也は消しゴムを手に入れた。
と言う事で帰宅後、まずケーキが出る迄待つ。
ケーキが出たら最終ミッション開始だ
これは成功させなければならない
そして帰宅、リビングのテーブルに座ると
垂也母はチーズケーキとガトーショコラののった皿を垂也の前に置いた
「あんたが美味しいって言ってたママのチーズケーキだよ」



釈然とはしなかったが「ママのチーズケーキ」の味は落ちてなかった
そして加えてガトーショコラの美味しい事!
幸せ~❤️




垂也が大好きなチーズケーキです↓

ママのチーズケーキ

IMG_2721