小学校5年生の時、まる男と初めて同じクラスになった垂也。その年、垂也には超能力がある事が判明した。まる男の消しゴムを1cm伸ばして大きくする事が出来るのだ。中学でも3年間まる男、垂也、角郎は同じクラスであり続けた。
これも超能力?コレは確信がない
垂也の魔法使い3、4、5
垂也の魔法使い1,2をまだ読んでない方はこちらを先に読むと面白いです
第3章
「垂也、かかしを救う」
垂也は今、粕壁のショッピングモールに居る。そして階段で屋上ヘ行きゲームセンターを目指した
取り敢えず「ドラゴンス〇イヤー」をやるのだ
途中、階段の踊り場でしゃがんでるスーツ姿の女性を見かけた。何故ここに座っている?
覗き込んでみるとハイヒールのかかとの部分が取れてる。しかもかかとの棒はどこにも無い。
「大丈夫ですか?」女性の返事は「大丈夫」の一言だった。何かないかと垂也は自分のポケットに手を入れた。
消しゴムが3つある
まる男のだ。忘れてた。どうしよう。
でも
女性に待ってもらうと文房具屋へ行き瞬間接着剤を買うと戻り、女性のハイヒールと同じ色の赤の消しゴムを出した。かかとにあてて様子を見る。少し大きさが足りないようだ。1cm足りない。
(確か、まる男の消しゴムだったよなー)
と超能力を使う。1cm伸びる消しゴム。
ハイヒールに合った大きさとなりそれを付けた。
感謝の言葉と共に女性は去っていった
電話番号でも聞けば良かった。
瞬間接着剤を買う為にお金の無くなった垂也はそんな事を考えて帰途についた。
第4章
「森の抜ける道」
次の日の11月3日は文化の日で祝日だった。
でも部活は相変わらずある。昼までにまる男と角郎とで遊び、夕方まで部活に出た。
家に帰ると親は居なく、リビングのテーブルに1000円札と置き手紙がある。
「これで何か食べてくれ。パパとママは親戚に不幸があったので出かける」
走り書きで書かれた手紙を読み終えると2階の自分の部屋へ行き漫画を読み始める。夕飯の時間までは時間があるからだ。6時半の時計を見ると急にお腹が空いて来た。
垂也はショッピングモールへ向かった
フードコートでカレーを食べよう。
300円位だから残りはお小遣いだ。
第5章
「垂也、ブリキの木こりを救う」
ショッピングモールに着くとフードコートに真っ直ぐに向かった。
腹の鳴る音を気にしながらラーメン屋を見付けカレーを頼んで水と共にトレーに載せ、開いた席を探す。探そうとして分かったがフードコートは人でごった返している
目だけで開いている席を探す
無い!
相席しかないな
そんな目で見ると
オジサンと2人席、3人親子と4人席、オジサン2人と4人席、キレイな女性と2人席の中で選ぶしかない。
迷わず、キレイな女性と2人席の前へ行く。
ゲッペルスの言う事が本当に起こり、当たりそうだ。
前と同じ過ちは繰り返さないぞ。
そう決めて女性に声をかけた。
と言っても、ただ「ここ、座っても良いですか?」と普通の事を聞くだけだ。
「あ~・・・」と女性は垂也を見上げて困った顔をしている。
(やめとけばよかった)
垂也は勝手に鼓動が上がる
そこで隣で2人席に座っていた男子高校生2人が席を立つ。昨日のドリフの話しで盛り上がりながらだ。そのまま去っていく2人の男子高校生を見送ると垂也はそこに座る。
女性はラーメンを食べていた。
垂也はポケットを探ると桃色の消しゴムを取り出して、
「これをあげるよ」と女性に言おうとした。
背の高い若い男性が5歳くらいの子供を連れて女性の向かいの席に座る
「ゴメン待った?」
「先に食べてた。あなたも何か食べなさいよ」
2人の会話で夫婦である事が分かる
男性は5歳くらいの子供を膝に乗せると辺りを見渡した。なにを食べるか決めかねているようだ。
子供が突然、垂也の方を指差して言った
「アレ、欲しい」垂也でなく桃色の消しゴムを指してた。
「ちょ、スミマセン。…ダメでしょ!」
女性が言うと子供は口を尖らせる。瞳はジーっと桃色の消しゴムに注がれている。
まる男の消しゴムはもう赤いのは無いし、
(いいや!)子供に桃色の消しゴムを差し出すと
「あげるよ」と垂也は笑顔を見せた
お父さんである男性はニコニコとこちらを見たままだ。
お母さんである女性は「すいません、突然に…」
遠慮がちに垂也を見、そして助けを求める様に男性を見た
構わず垂也は子供に桃色の消しゴムを渡すと
「大事にしてね」
子供の頭をなでた
「うん!」
垂也はガツガツとカレーを1分で食べ終えると直ぐに席を立つ。
そこですかさず女性が「優しいんだね。ありがとう」
そして「アリガトウゴザイマス」
「ありがとな。坊主!」
母子父の順で3人3様で垂也に感謝の言葉を述べる
何も言えず、笑顔だけ残してカレーと水の入っていた容器を載せたトレーを持ってウキウキと垂也は去った。
…
あの子、喜んでたな。
(続く)
垂也の魔法使い6,7

これも超能力?コレは確信がない
垂也の魔法使い3、4、5
垂也の魔法使い1,2をまだ読んでない方はこちらを先に読むと面白いです
第3章
「垂也、かかしを救う」
垂也は今、粕壁のショッピングモールに居る。そして階段で屋上ヘ行きゲームセンターを目指した
取り敢えず「ドラゴンス〇イヤー」をやるのだ
途中、階段の踊り場でしゃがんでるスーツ姿の女性を見かけた。何故ここに座っている?
覗き込んでみるとハイヒールのかかとの部分が取れてる。しかもかかとの棒はどこにも無い。
「大丈夫ですか?」女性の返事は「大丈夫」の一言だった。何かないかと垂也は自分のポケットに手を入れた。
消しゴムが3つある
まる男のだ。忘れてた。どうしよう。
でも
女性に待ってもらうと文房具屋へ行き瞬間接着剤を買うと戻り、女性のハイヒールと同じ色の赤の消しゴムを出した。かかとにあてて様子を見る。少し大きさが足りないようだ。1cm足りない。
(確か、まる男の消しゴムだったよなー)
と超能力を使う。1cm伸びる消しゴム。
ハイヒールに合った大きさとなりそれを付けた。
感謝の言葉と共に女性は去っていった
電話番号でも聞けば良かった。
瞬間接着剤を買う為にお金の無くなった垂也はそんな事を考えて帰途についた。
第4章
「森の抜ける道」
次の日の11月3日は文化の日で祝日だった。
でも部活は相変わらずある。昼までにまる男と角郎とで遊び、夕方まで部活に出た。
家に帰ると親は居なく、リビングのテーブルに1000円札と置き手紙がある。
「これで何か食べてくれ。パパとママは親戚に不幸があったので出かける」
走り書きで書かれた手紙を読み終えると2階の自分の部屋へ行き漫画を読み始める。夕飯の時間までは時間があるからだ。6時半の時計を見ると急にお腹が空いて来た。
垂也はショッピングモールへ向かった
フードコートでカレーを食べよう。
300円位だから残りはお小遣いだ。
第5章
「垂也、ブリキの木こりを救う」
ショッピングモールに着くとフードコートに真っ直ぐに向かった。
腹の鳴る音を気にしながらラーメン屋を見付けカレーを頼んで水と共にトレーに載せ、開いた席を探す。探そうとして分かったがフードコートは人でごった返している
目だけで開いている席を探す
無い!
相席しかないな
そんな目で見ると
オジサンと2人席、3人親子と4人席、オジサン2人と4人席、キレイな女性と2人席の中で選ぶしかない。
迷わず、キレイな女性と2人席の前へ行く。
ゲッペルスの言う事が本当に起こり、当たりそうだ。
前と同じ過ちは繰り返さないぞ。
そう決めて女性に声をかけた。
と言っても、ただ「ここ、座っても良いですか?」と普通の事を聞くだけだ。
「あ~・・・」と女性は垂也を見上げて困った顔をしている。
(やめとけばよかった)
垂也は勝手に鼓動が上がる
そこで隣で2人席に座っていた男子高校生2人が席を立つ。昨日のドリフの話しで盛り上がりながらだ。そのまま去っていく2人の男子高校生を見送ると垂也はそこに座る。
女性はラーメンを食べていた。
垂也はポケットを探ると桃色の消しゴムを取り出して、
「これをあげるよ」と女性に言おうとした。
背の高い若い男性が5歳くらいの子供を連れて女性の向かいの席に座る
「ゴメン待った?」
「先に食べてた。あなたも何か食べなさいよ」
2人の会話で夫婦である事が分かる
男性は5歳くらいの子供を膝に乗せると辺りを見渡した。なにを食べるか決めかねているようだ。
子供が突然、垂也の方を指差して言った
「アレ、欲しい」垂也でなく桃色の消しゴムを指してた。
「ちょ、スミマセン。…ダメでしょ!」
女性が言うと子供は口を尖らせる。瞳はジーっと桃色の消しゴムに注がれている。
まる男の消しゴムはもう赤いのは無いし、
(いいや!)子供に桃色の消しゴムを差し出すと
「あげるよ」と垂也は笑顔を見せた
お父さんである男性はニコニコとこちらを見たままだ。
お母さんである女性は「すいません、突然に…」
遠慮がちに垂也を見、そして助けを求める様に男性を見た
構わず垂也は子供に桃色の消しゴムを渡すと
「大事にしてね」
子供の頭をなでた
「うん!」
垂也はガツガツとカレーを1分で食べ終えると直ぐに席を立つ。
そこですかさず女性が「優しいんだね。ありがとう」
そして「アリガトウゴザイマス」
「ありがとな。坊主!」
母子父の順で3人3様で垂也に感謝の言葉を述べる
何も言えず、笑顔だけ残してカレーと水の入っていた容器を載せたトレーを持ってウキウキと垂也は去った。
…
あの子、喜んでたな。
(続く)
垂也の魔法使い6,7


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