悪魔ファルディアの天使との葛藤
エピローグ
雪の世界の村でカリアッハは冬の到来を告げた。ファルディアは妻カリアッハの元へ行くことになった。
 ファルディアは4度目の失敗をしたからである。ファルディアは3度の失敗の記憶が消され、本来は悪魔の上司であるプーカの監督の元、誠十郎にとりついていた。
 
1度目は自宅が火事。その前で泣いた女だった。その後、自力で財産を築く。不幸にできなかった。
2度目は大人たちに無実の罪で殴られた子供だった。それでも人を信じ、立派に人生を全うした。
3度目は自分の罪を母に目の前で土下座させられた少年だった。彼は母親にも相手にも土下座で謝った。そして正直に誤りを認める大人となった。
4度目の誠十郎は子供に怪我をさせてしまった。しかし彼は言い訳せず、正直に状況を説明した。
正直な彼は将来は結婚して愛妻家として妻を敬う。

主神ダグザは罰としてファルディアに妻である冬の女神のカリアッハと10年、二人きりで過ごさせた。
人間界ではそれをご褒美とか天国へ行ったと言うのだろう
誠十郎を残念ながら、善の心を持たせたままだったので悪魔界では罰と呼ばれる幸せな10年間を与えられたのであった


雪の村で、ファルディアはカリアッハと暖かい炉の前で静かに笑い合った。
プーカはその報告を聞き「まあ、悪くない」と呟く。 
一方、誠十郎は成長し、妻と手を繋いで歩く姿が垣間見える。 
ダグザは天で、「善も悪も、結局は人間を導くんだな」と静かに微笑んだ。
    ーー終わりーー




第1話「天使プーカとの出会い」

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第2話「天使の夜道」

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第3話「スパイする天使」

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第4話「プーカの正体」

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第5話「逢引き」

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第6話「優しい誠十郎」

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第7話「スクールヴァルナの誠十郎」

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第8話「誠十郎、精一杯の切実」

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第9話「誠十郎、夜に駆けなさい」

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第10話「恋と誠」

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第11話「思考を抜けるとそこは雪国だった」
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