武田信玄が父親を追放した話ありますよね。その後、信玄が権力を握ります。
その権力を握った時期がクーデター直後ではなく、ある戦いの後だという話です。
先ず、クーデター直後は、板垣信方や甘利虎泰ら、重臣たちが権力を握っています。彼らが権力を握っている間、武田軍の戦勝後の処置が過酷を極めます。
上からの視点で処置をせず下からの視点で見たため、おそらく、長期的にものを見ず、すぐにお宝が欲しいという感覚で行動したのでしょう。諏訪侵攻後も、男は殺したり、鉱山へ送り込んだり、女子供は奴隷として売ってしまったりしました。志賀城攻略後も同様の事を行っています。
そして上田原の戦いで重臣たちが戦死します。
歴史小説では信玄は悲しみ、これから彼ら無しでどうしようと悩みます。
しかし、その後武田軍の政策は大きく変わります。
武田軍の占領政策が寛容なものになるのです。
それが、その後の武田軍への投降しやすさにつながり、武田軍は信濃で勝ち続けます。
おそらく、上田原の戦いで、クーデター幹部たちが死に信玄は権力を握ったのです。

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