カテゴリ: 悪魔ファルディアの天使との葛藤

第1話天使との出会い悪魔ファルディアが覚醒した。悪魔と言っても下っ端で、天使とコンビを組んで、人を悪の道に導く言葉を、その人の潜在意識に投げかけるのが悪魔の仕事だ。ちなみに天使は同時に善の道へ導く言葉を人間の潜在意識に投げかける(潜在意識とは無意識の事で自 ... もっと読む

第2話・俺はプーカ誠十郎は塾で授業を受け終わると家路につく。暗い夜道を歩いている。もう20時を過ぎている。中学生の誠十郎にはまだ夜は長い。少々の恐怖を感じながらも、いつもの道を慣れた足取りで歩いていた。目の前には小学生が歩いている。彼も塾帰りかな?誠十郎は無 ... もっと読む

第3話.スパイする天使誠十郎は家に着いていた。2人がケンカをしてる間にだ。両親に帰宅の挨拶をして、夕食を済ませると2階の自分の部屋へ入る。無造作にカバンを放り投げ、ベッドに仰向けで横たわる。遅れてファルディアとプーカがドアをすり抜けて部屋に入ってきた。「いや ... もっと読む

第4話、 プーカの正体次の日、 誠十郎(走谷)は目覚まし時計が鳴る30秒前に目を開いた。 彼はいつもアラームの30秒前に起きる。 小学5年生から続いている習慣だ。 それも親の言いつけ通りだが誠十郎も納得していた。 そして時計の目覚まし機能を止めると起き上がり着替えた。 ま ... もっと読む

第5話、 逢引き夏休みが終わり、 秋は未だに手ぐすねさえもしてくれない。 そんな暑さを感じる季節だった。 今年、 この学校では文化祭は9月の中盤に行われた。 熱いだけの文化祭だったが保護者達で盛況だった。文化祭の数日後の放課後、 誠十郎は生徒会室に居た。 1年生の誠十郎は書 ... もっと読む

第6話、 優しい誠十郎誠十郎はルパンのテーマを口ずさみながら家路についていた。 夕日が香るその日は秋風が心地よい。 真夏とは違い夕方は涼しかった。誠十郎は小指ほどの石を前に蹴りながら歩いていた。 小石は電柱に当たったり前に飛びすぎたりとなかなかコントロールが効かな ... もっと読む

第7話、 スクールヴァルナの誠十郎誠十郎は中学3年生になっていた。 梅雨に入る前の晴天の続く過ごしやすいこの季節、 誠十郎は学ランは羽織らずにワイシャツだけだ。 高校受験の為に他の生徒よりも早くに準備し勉強に励んでいる。今日はそろばん塾だ。 「数学のセンスを磨く為だよ」 ... もっと読む

第8話、 誠十郎の精一杯の切実今日、 誠十郎は勉強が手につかなかった。 親友の歩とケンカしたのだ。 塾に通う誠十郎はそこに親友がいた。 小中学校で同じクラスになった事は無いが同じ学校に通う歩。 小学5年生から通い始めた塾があり、 そこで出会っていた。 最初の印象は薄かった、 ... もっと読む

第9話、 誠十郎、 夜に駆けなさい地獄の業火が我が家を燃やしている。ファルディアは何かを大きく叫びながら号泣していた。業火は全てを焼き尽くす。何もかも。壁も屋根も家具もそして人もだ。頬をつたう涙が地についた膝を濡らしていた。ファルディアは突然目が覚めた。自分は泣いて ... もっと読む

第10話、 恋と誠冬の静けさが公園を包む。 ひんやりと頬を撫でる冬の寒さを感じながら、ぼんやりと赤く薄暗い西の空を眺めて、誠十郎は公園のベンチに座っていた。 そこは、 公園の茂みのそばで横の通りを歩く人には見えない。 誠十郎は塾をサボっていた。 いつもは、 取り敢えずそ ... もっと読む

第11話「思考を抜けるとそこは雪国だった」木枯らしの刺す冷たさも、走る事で火照った身体がやんわりと防がれる。 今日、高校入試のテストの為に誠十郎は北臥竜駅から歩いていた。 志望の公立高校まで15分と書かれたスマホの画面を見ながらだ。 地図アプリには慣れてないせいか悪 ... もっと読む

悪魔ファルディアの天使との葛藤エピローグ雪の世界の村でカリアッハは冬の到来を告げた。ファルディアは妻カリアッハの元へ行くことになった。 ファルディアは4度目の失敗をしたからである。ファルディアは3度の失敗の記憶が消され、本来は悪魔の上司であるプーカの監督の ... もっと読む

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