カテゴリ: 悪魔ファルディアの天使との葛藤

今の誠十郎には木枯らしの刺す冷たさも走る事で火照った身体がやんわりと防ぐ。きょう、高校入試のテストの為に誠十郎は北臥竜駅から歩いていた。志望の公立高校まで15分と書かれたスマホの画面を見ながら歩く。地図アプリには慣れてないせいか悪戦苦闘しながらの歩きスマホ ... もっと読む

ぼんやりと赤く薄暗い西の空を眺めながら誠十郎は公園のベンチに座っていたそこは、公園の茂みのそばで横の通りを歩く人には見えない誠十郎は塾をサボっていたいつもは、取り敢えずそこでクッキーを一枚頬張り甘く柔らかい食感を味わってから塾へと足を運んでいた今日は気に ... もっと読む

地獄の業火が我が家を焼やしているファルディアは何かを大きく叫びながら号泣していた業火は全てを焼き尽くす何もかも壁も屋根も家具もそして人もだ頬をつたう涙が地についた膝を濡らしていたファルディアは突然目が覚めた自分は泣いている?何故?ファルディアは夢を覚えて ... もっと読む

今日、誠十郎は勉強が手につかなかった親友の歩とケンカしたのだ塾に通う誠十郎はそこに親友がいた好敵手であり親友であり時に兄のいる歩から大人とは何ぞやと教えられていたつまり師でもあるそんな歩と誠十郎は些細な事がキッカケでケンカした普段から温和な2人なので口喧嘩 ... もっと読む

誠十郎は中学3年生になっていた学業成績は常に学年トップテンに入るその代わりに体育の授業はいつも通信簿で10段階の3ばかりだ出席をし続付けたのでそれが評価されたのであろうクラスではガリ勉グループと呼ばれる地位に居た彼はそれで満足だ将来を考えればそれが一番良い ... もっと読む

↑このページのトップヘ